nyg’s diary

アイナナについてとか拍手のお返事とか。

二部の話。

ようやっと二部を落ち着いて読み返せました。 
トラウマレベルにまで達していたので少女Aのくだり何回読み返したかわからないです少女Aかわいいですね…ここらへんはめっぞクラスタさんに任せるとして。

少女Aのくだりが始まる前、それよりももっと前の8章2話を読んだときからこのときが来るんじゃないかって思っていました。
更新が来て、三月が買い物に行こうとナギと話してるときにおそらく多くの方が「もうこれはフラグだ三月やめろおおおお」って思ってたんじゃないかと思います。あそこまで上げられちゃ気付く人は気付くよねジェットコースターみたいなもんだからなアイナナ…(上げて上げて落とす式)

さて、三月が業界で認められた、認められ始めたという描写は過去に何度かありました。特典SSRのラビチャでもTRIGGERに褒めてもらっていたほどに三月の愛想の良さ、仕事っぷりは確実に評価されていました。
でもその目に見えない技術に三月は気付いていなくて、でもようやく二部で評価が形として現れてきたらこの展開。アイナナのメンタル担当のメンタルどうしてくれるんじゃいという気持ちですよね…。

今までも今回も、一織が弱ってるところに「大丈夫」って言うのは三月の役目だった。
じゃあ三月に「大丈夫」って言うのは誰の役目なんだって話で。

で、結局ナギだったじゃないですか。そうだよねナギずっと三月と一緒にいたもんねそうだよねナギがんばって!三月のこと元気付けて!!って読んでたらあんんんんのピュアっ子一緒に凹んでましたね…?OH…??引き摺られてる…????????

ナギが引き摺られて一織が別件で引き摺られ陸も潰れてめっぞは異様に仲睦まじく(これもまた後々問題になりそうではありますが) あと残ってるの消去法でリーダーなんですよねえ。

自分が落ち込んでいても周りを優先するっていうのは今に始まったことじゃないのが和泉三月。
それこそ8章2話で自分よりも周りを優先して元気付けていたのを大和さんは目の当たりにしている。三月に対して「ムードメーカーだよ」って言った後どうだったかって、三月は泣いたんですよね。
だからこそ大和さんは今回三月にもう一度「ムードメーカーだよ」って言えないのかもしれない。
今、三月にその言葉を言ったところで三月は「同情だ」と受け取ってしまうかも。このタイミングで言われたら本心じゃなくて安っぽい慰めの言葉だって思われても、仕方ないかなって個人的には思いました。(一度目読んだときは言ってやれよ二階堂大和オオオオって思いましたけどね。そういう問題じゃなかった。)
三月のことをプライド高いって言ってたけど大和さんもプライド高いし。どっちもかっこつけたがりだし。かっこ悪いところ人に見せようとしない。そういうところあの二人は似てて、それがかっこいいんだけれども。けどそれがアイナナの年長二人となるとこの空気感がまた凄まじい。
大人だからこそ言えないのかなっていうのもありました。もっと彼らが若かったら熱く言えたのかもしれないし周りに吐露できてたのかもしれない。年長だからこその距離感が今回の結果なんでしょうね。

大和さんはきっと三月がいつかこうやってファンや外界の人から傷つけられてしまうだろうと、わかっていたのでしょう。
大和さんは芸能界の暗いところまで知っているから、それを三月には見せたくなかった。三月はゼロに憧れて、芸能界のキラキラしたところ、上を向いてこの世界に入ってきたから。
言動から察するに下を向いてこの世界を見ていた大和さんとは正反対なわけで。

でも、大和さん自身は三月のことを悪意や外界からの何かから、守りたくても守れないものだし、守りきれるとも思ってないような気がしました。
もし三月が弱い子で、この子は無理だ耐えられないだろうって思ったらきっと大和さんは三月に対して「悪いことは言わないから辞めたほうがいい」って言ってたかもしれないなぁ。(って打ってから思ったけどこれ今回更新分の双子ですね)

でも、こんだけ傷ついても三月の中の“キラキラしたアイドル”はまだ消えていなくて、光は灯ったままで。

今回の更新を読み終わって、三月がつらいんだったらアイドル辞めていいんだよ!!!って思いました。思いましたが、でも彼は辞めたいって言ってないし思ってもいないんですよね。そこが彼の強さだなって思います。
どうしたらいいかわからないだけで、ここを乗り越えたら三月は絶対強くなる。
落ち込んでるのとやる気がないのは違うから、三月は今転んでても立ち上がる強さのある子だと思うので。
きっとその壁を乗り越えるような、起き上がってまた走れるようなきっかけが次回更新分以降に入ってくると思うので、おとなしく更新を待ちたいなという記事更新でした。